はじめて海外レンタカー、ハワイではどの島がおすすめ?
[最終更新日:2018年10月18日]
はじめてハワイや海外でレンタカーを借りるときに、おすすめの島や場所を解説!空港やホテルの店舗、走りやすい場所などを島別に紹介しています。
オアフ島ホノルル空港で借りる
個人旅行でハワイ旅行に出かける方は、ホノルル空港からレンタカーを借りて、帰りも空港で返却するのが定番です。

ダラーレンタカーのホノルル空港店
個人での手配では、ホテルまでの送迎が含まれていないので、レンタカーは観光だけでなく、空港~ホテル間の移動手段にもなります。
ただし初めての海外レンタカーだと、少し運転の難易度を感じるかもれません。
ホノルル空港は、大通りのニミッツ・ハイウェイと高速道路に相当するフリーウェイに繋がっています。
その他の一般道へ入る道もありますが、海外での運転に慣れていないと、いきなり車線や交通量の多い道を走るのは不安になるかもしれません。
オアフ島で借りるなら、ワイキキから出発したほうがゆっくり走れるので、どちらかと言えば難易度は低いと言えます。
ワイキキで借りる
ワイキキのレンタカー会社は、ホテル内の店舗や大通り沿いに立地しています。
人も車も多い場所ですが、制限速度もわりと遅めで、一方通行が多いことからホノルル空港から出発するよりはゆっくり走ることができます。
またパッケージツアーなどを利用していると、アラモアナセンターやワイキキのホテルまでは送迎が付いている場合がほとんどですね。
とくに注意すべき点は、午後になるととくに交通量が多くなること、路線バスやトロリー、旅行会社の観光バスが数多く走っていることです。
いずれのバスも車線変更や停車が頻繁にあるので、周りの車によく注意して走るようにしたいものです。

ワイキキでは歩行者やバスが多い
また歩行者も多いので、右折・左折時や横断歩道の手前では、十分に注意しておきましょう。 信号のない横断歩道で歩行者が待っていたら、必ず停車して、歩行者を先に渡らせてあげる余裕を持ちたいものです。
ダイヤモンドヘッド方面へ走ろう
ワイキキの店舗から借りて、出発するのは初めての海外レンタカーでも難しくはありません。
海側のカラカウア通り(Kalakaua Ave.)はダイヤモンドヘッド方面への一方通行、中央のクヒオ通り(Kuhio Ave.)は両側通行、運河沿いのアラワイ通り(Ala Wai Blvd.)はアラモアナセンター方面への一方通行です。
おすすめはカラカウア通りを走り、ダイヤモンドヘッド方面へ進むドライブコース。
カピオラニ公園手前の信号から、斜め左のモンサラット通り(Monsarrat Ave.)または海側へ直進して引き続きカラカウア通りを走ってみましょう。
とくにカピオラニ公園の海側の抜けるカラカウア通りは、制限速度がとても遅く、ゆっくりと走ることができますので、最初のドライブには最適なコースです。
ハワイ島コナ空港で借りる
ハワイではじめてレンタカーを借りるならオアフ島のホノルルよりも、他の島のほうが交通量が少ないのでオススメです。
ハイウェイに出て、すぐに制限速度が55マイルの区間になるので、いきなり速めのスピードで走る必要がありますが、はじめてでも不安に感じるような交通量や走りづらい場所はありません。
カイルアコナからアリイ・ドライブを走る
空港を出てハイウェイを右方向(南方面)へ進むなら、途中で右折してカイルアコナの町へ入り、海沿いのアリイ・ドライブを走るコースはゆっくりとドライブできます。
アリイ・ドライブにはほとんど信号がありませんが、横断歩道がいくつもあるので、制限速度は遅めです。歩行者が待っているときには一旦停止して、渡らせてあげましょう。
リゾート方面へハイウェイを走る
空港を出てハイウェイを左方向(北方面)へ進むなら、ヒルトンやマリオットなどのホテルやショッピングセンターのあるワイコロア・ビーチ・リゾートまで走るのがオススメです。
ハイウェイは制限速度55マイル(約88.5キロ)の区間が続きますが、真っ直ぐな道が続くだけなので、運転はしやすい道路となっています。
ワイコロア・ビーチ・リゾートのショッピングセンターは駐車スペースも多いので、まずは最初の目的地に設定してみてはいかがでしょうか。
リゾート内の店舗で借りる
ハワイ島では、ワイコロア・ビーチ・リゾートなどのリゾート内のホテルにも、レンタカーの店舗があります。
パッケージツアーでホテルまでの送迎が付いている場合は、滞在中に1日だけ借りることもできますね。
事前に空港からの送迎バスなどから道路の感じも見られますので、ハワイ島の道を運転する感覚をイメージしてから借りられます。
はじめての海外レンタカーではとくにオススメなのが、リゾート内のホテルから出発する選択肢です!

ハワイ島ヒロ空港で借りる
個人手配でハワイ島へ旅行するなら、ヒロ空港からスタートする選択肢もあります。
キラウエア火山で知られるハワイ火山国立公園にも比較的近く、火山観光するならヒロからレンタカーで出発するのが効率的です。
またヒロ空港で借りてコナ空港で乗り捨てるコースも効率よく観光できます。
まずはビッグアイランド・キャンディーズまで
ヒロ空港から少し一本道を走ると、ママラホア・ハイウェイ(11)の交差点に続きます。 まっすぐ進めば、人気のビッグアイランド・キャンディーズがあるので、最初の目的地にするのも悪くありません。
ヒロ湾方面へ走る
ショップやレストラン、ホテルのあるヒロ湾方面へ向かうなら、ハイウェイで右折します。
海方面へ真っ直ぐ走ると、そのままヒロ湾に突き出た小さな半島へと入ってきます。 ホテルが数軒あるバニアン・ドライブ(Banyan Dr.)で、大きな木々に囲まれた道をゆっくりとドライブすることができます。
そのままハワイ火山国立公園へ
ヒロ空港を出発して、すぐにキラウエア火山のあるハワイ火山国立公園へ向かうのもひとつの選択肢です。
ハイウェイを左折して、ハイウェイ(11)を南方向へ真っ直ぐ進みます。 途中に分岐はなく、ボルケーノ・ビレッジやそのすぐ先のハワイ火山国立公園までずっと上り坂が続きます。
上り坂と言っても山道という感じではなく、カーブもありますがそれほど走りづらい場所はありません。 霧が出ることがあるので、悪天候時には対向車にも十分に注意して走るようにしましょう。
ボルケーノ・ビレッジで休憩するのもオススメですし、ハワイ火山国立公園へはレンタカーのまま入園できます(ゲートで車1台あたりの入園料が必要)。

運転しやすいハワイ火山国立公園
国立公園内の道はどこも安心して運転できる道です。 ぜひドライブしながら火山観光を楽しんでみてください。
マウイ島カフルイ空港で借りる
マウイ島の空の玄関口は、カフルイ空港とカパルア空港の2つですが、空港にレンタカー会社があるのはカフルイ空港のほうだけです。
空港から出発すると、すぐに交通量の多いカフルイ市街へと入りますが、ホノルルと比べるとずっと走りやすい場所です。
真っ直ぐ進めばリゾートのあるワイレアやカアナパリ、カパルア方面へと走ることができます。
またマウイ島最高峰のハレアカラ山へは、山頂近くまでレンタカーで走ることができます。 高山病にならないように途中での休憩やガソリン残量を確認してからドライブするようにしましょう。
はじめての海外レンタカーをマウイ島で借りるのもオススメのひとつです。
カウアイ島リフエ空港で借りる
カウアイ島は個人手配だとレンタカーがなければ移動に不便を感じる島です。
パッケージツアーなら現地ツアーを利用するなどして楽しめますが、個人手配なら空港からの移動などを考えてもレンタカーを借りるのがベスト。
島全体でそれほど交通量は多くなく、島最大の町であるリフエ周辺でも多少の渋滞はあるものの、運転しづらいような混雑は見られません。
カウアイ島を訪れるならぜひレンタカーでのドライブを楽しみましょう!
ラナイ島ラナイ空港で借りる
2つのフォーシーズンズ・リゾートがあり、高級リゾートの島という印象もあるラナイ島。
大手レンタカー会社は多くなく、そのほか個人経営の小さなレンタカー会社がある程度です。
個人旅行で行くならレンタカーは必須で、空港から町まで移動してレンタカーを借りるのがベスト。
島内には信号もなく、交通量もほとんどないため、ハワイではじめてレンタカーを借りるには、とても走りやすい島と言えます。
ただし繰り返しになりますが、レンタカー会社が限られ、観光スポットも数えるほどしかない、というラナイ島を訪れるかどうかがまずは選択肢となりそうです。
モロカイ島モロカイ空港で借りる
レンタカーがないと移動も観光もできないのがモロカイ島です。
空港には大手のアラモレンタカーがあるだけで、旅行者にとって他の選択肢はないような島です。
島全体で交通量は少なく、はじめてハワイで運転する場合でも、のんびりゆっくりとドライブできます。
ただしモロカイ島もラナイ島と同様に、観光名所が少なく、ハワイ島やマウイ島のようなリゾートホテルもありません。
結局、おすすめはどこ?
ここまで出発地別に見てきましたが、はじめてのハワイ&海外レンタカーで、どこがオススメなのか確認しておきましょう。
アメリカで運転経験のある方
もし以前にアメリカ本土などで運転経験があれば、道路標識や交通ルールに大きな違いはありません。
例えば、ロサンゼルスなどに比べれば、ホノルルの交通量すら少なく感じるかもしれません。
ぜひハワイでのドライブを楽しみましょう!
日本でふだん運転している方
日本でふだんから運転している方は、ホノルル空港からでもワイキキからでも、それほど心配することなく出発できるでしょう。
左ハンドル、右車線には意外とすぐに慣れると思います。 逆に日本に帰ってから間違えやすくなることもあるので、注意しておきましょう。

スピードメーターはマイル表示
あとはアメリカの道路標識や日本とは異なる交通ルールを事前にチェックしておけば、ハワイのドライブを楽しむことができるでしょう。
日本でペーパードライバーの方
実際のところあまりハワイでのレンタカーはおすすめできません。
運転に慣れてない状態で、いきなり海外で借りるというのは、やはり不安をかかえた状況で運転することになるため、他の観光・移動手段を検討してみてはいかがでしょうか。
それでもハワイでのドライブを楽しんでみたければ、日本でのペーパードライバー講習やレンタカーを借りるなどして練習しておくことも考えてみましょう。
レンタカーを借りてみようと思ったら、ぜひレンタカーの借り方・受付から出発の流れも合わせてご覧ください。