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ハワイ州の14日間隔離義務はどんな内容?空港での申告、禁止事項や罰則を解説

[最終更新日:2020年9月17日]

3月26日からハワイ州が州外からのすべての到着者に義務付けている14日間の自己隔離措置を解説。空港からホテルまでの流れ、隔離期間中の過ごし方、罰金や罰則の注意ポイントをチェック。

このページの内容は、最新情報により随時更新しています。 参考・共有される場合はご注意ください。

目次

ハワイ州が14日間隔離を発表

ハワイ州知事は2020年3月21日、すべての到着を対象に14日間の自己隔離を義務付けることを発表しました。

国際線での到着、国内線での到着を含む、州外からの旅行者や州に戻る住民まですべての人が対象となりました。

4月1日からはハワイ州内の国内線(インターアイランド)で到着する場合も対象となり、インターアイランドについては6月16日から解除されていましたが、8月11日からオアフ島以外の島に到着する場合には再び対象となりました。

» ハワイ州、8/11から島間移動の離島到着に14日間隔離義務を再実施

英語では mandatory 14-day quarantine のような言い方をされています。 mandatory が「義務」や「強制」を意味し、quarantine が「隔離」や「検疫」を意味します。

とくに正式名称はなく、日本語では「隔離義務」や「隔離措置」、「自己検疫措置」のような言い方がされています。 一部では「自主隔離」という表現もみられますが、ハワイの場合は自主的なものではなく、強制的なルールであるため、少し違和感があるかもしれません。

いずれにしても、14日間は健康観察を続けながら、自分自身を隔離することを義務付けているという内容です。

» ハワイ州、旅行者に14日間の隔離措置、3月26日から開始

事前検査プログラムを発表

ハワイ州では6月24日、出発前の検査による陰性証明で、この14日間隔離を免除する事前検査プログラムを発表しました。 当初は8月1日からの開始を予定していましたが2度延期。

9月16日の記者会見で、2020年10月15日(木)の開始が発表されました。

日本では外務省の渡航中止勧告や帰国時の14日間待機要請が継続されているため、事前検査プログラムの利用は想定されていませんが、利用できる可能性もあるかもしれません。

» ハワイ旅行の事前検査プログラムとは?日本からも対象?

ハワイ州の隔離義務はルール

新型コロナウイルス感染症に関しては、日本では度々「要請」という表現が使われていますが、ハワイ州の14日間隔離は「要請」や「任意」ではなく、必ず守られなければならない規則です。

隔離中の電話確認

ハワイ州では入州者のリストから毎日何千件もの電話確認を実施しています。 実際に隔離を守っているのか、到着時に提出した電話番号に電話をかけています。 また直接、訪問によるチェックも実施されています。

違反すると逮捕

14日間の自己隔離を守らず、認められない外出をした場合には、警察に逮捕される可能性があります。 実際にこれまで何人もの逮捕者が報道されています。

罰金・禁固刑

隔離違反で逮捕された場合には、罰金刑と禁固刑が設けられています。 最高5,000ドルの罰金、または懲役1年以下の罰則があります。

実名報道

すべての隔離違反者(quarantine breaker)が報道されているかはわかりませんが、実際にハワイのニュースでは隔離違反は何度も報道されています。 どの都市・街に滞在していて、どのような経緯で逮捕されたかがニュースになり、実名報道が基本です。 日本からの渡航者でもおそらく顔写真付きで実名報道されると考えられます。

将来のハワイ渡航にも影響?

逮捕されれば、以降のハワイ渡航時にも入国審査で影響する可能性は否定できません。 ハワイに住宅や部屋を所有している場合は、今後も何度もハワイを訪れると思いますので、疑われるような行動は避けるべきです。

空港到着から隔離までの流れ

現在、日本からの直行便がすべて運休となっており、JALが8月に4往復、9月に2往復の臨時便を設定しているだけです。 アメリカ本土やグアムからは毎日、旅客便が運航されており、本土やグアムを経由すれば日本からも渡航は可能です。

到着時には、空港検疫において隔離期間中に滞在する場所を申告し、承認を受ける必要があります。 つまり14日間はこの場所で過ごします、ということを署名して誓うことになります。

Safe Travels Application (9/1~)

ハワイ州では9月1日から新しい「セーフ・トラベル・アプリケーション」を開始します。

Eメールアドレス、Googleアカウント、Facebookアカウントのいずれかでのログインが必要になるオンラインシステムで、渡航者の健康情報や旅行情報を事前に登録してもらう仕組みです。

また隔離期間中には毎日のチェックインを求められます。

» ハワイ州、9月1日から到着者に事前オンライン登録「Safe Travels」を義務付け

Traveler Health Electronic Form

出発前に済ませておいたほうが良いのが、健康情報に関するヘルスフォームです。 現在はオンラインでの申告も用意されています。 到着時に空港で記入することもできますが、出発の24時間前ですでに搭乗する予定が確定していれば、ぜひオンラインフォームを活用しましょう。

» Traveler Health Electronic Form

Mandatory Travel Declaration Form

ハワイ到着時には、税関申告書とは別に2種類の書類を提出する必要があります。 そのひとつが旅行・渡航に関する申告書です。

名前、住所、電話番号、到着便の航空会社・便名・出発日、出発便の航空会社・便名・出発日、訪問の目的、ホテル名と住所・予約方法・電話番号などを記入・チェックする必要があります。

» Mandatory Travel Declaration Form

Order for Self Quarantine

もうひとつの重要な書類が14日間の自己隔離に関する申告書です。

自己隔離を守ることを誓う内容で、項目ごとにイニシャルを記入し、最後に署名をします。

7月には空港の時点で、14日間隔離を拒否した渡航者が逮捕されています。

» Mandatory Travel Declaration Form

隔離に利用できる場所

14日間隔離の期間中に滞在できるのは、従業員が常駐するホテルやコンドミニアム、モーテルなどの宿泊施設です。 住民の方は自宅が利用できます。

貸別荘や民泊などの短期のバケーションレンタルは利用できません。

空港からホテル等の隔離場所には直行する

空港から隔離を申告した場所へは、速やかに直行しなければいけません。 途中での寄り道も認められていません。

隔離場所は英語で、designated quarantine location や self-quarantine location のように表記されてます。

移動にレンタカーは借りられない

州外からの渡航者であれば、空港からホテルまでの移動にレンタカーを借りたいと考えるかもしれません。 しかしハワイ州では隔離期間中はレンタカーを借りられえないとしています。

もちろんホテルまで移動したところで、14日間は外出できない訳ですから、レンタカーを借りる意味はないかもしれません。

隔離期間中に禁止されていること

ホテルや自宅など指定の場所に到着したら、いよいよ14日間は外出が禁止となります。 ここでは主にホテル等の宿泊施設に滞在する場合を想定して進めていきます。

客室からの外出

ホテルで隔離期間を過ごす場合、客室から出ることは認められていません。 つまりずっと客室内での滞在となります。ベランダ(ラナイ)には出ることができます。

ホテル内の共用スペース

ホテルでは客室からの外出が禁止されており、ホテル内のプールやレストランを利用することもできません。 ドアを開けて出ることが禁止されています。

他者を部屋に呼ぶ

滞在している客室内に、家族や知人、友人などの他者を呼び入れることは禁止されています。 客室への入室が認められているのは、必要な場合の医療目的のみです。

ホテルには通報義務がある

ホテルの従業員には、隔離を違反して外出しているのを目撃・確認した場合には、違反者に警告を出すことなく通報することが義務付けられています。 つまり違反して外出すれば、注意されることもなく突然、逮捕される可能性があるということです。

隔離用の専用キー

ホテルによっては一度の入室にしか利用できないカードキーを用意していることもあります。 これはちょっとした部屋からの外出も防止するための措置です。

隔離期間中はどう過ごす?

では部屋から出れれないの14日間をどう過ごせばよいのか少し検討してみましょう。 もちろん隔離期間はハワイに滞在する日数にもよりますが、14日間以降も滞在するのあれば到着後14日間は隔離が続きます。

食事はどうする?

ホテルの場合はルームサービス等が利用できるかもしれませんが、ホテルによってはルームサービスを提供していない場合もあります。予約するときに、現在のサービス提供状況も確認しておくのが良いでしょう。

近くに知人・友人・家族が住んでいるのでれば、ドア前まで用意してもらうこともできます。

ハワイ州ではデリバリーなども活用するように案内しています。

» Department of Transportation | COVID19 Food delivery services

隔離違反者の通報

ハワイ州の14日間隔離措置が開始されてから、残念ながら何人もの逮捕者が報告されています。 ホテルや住民からの通報、警察からの職務質問など、逮捕のきっかけは様々です。 ソーシャルメディアにビーチの写真を投稿していた違反者もいます。

もし隔離違反が高いと疑われる状況になったら、通報するという選択肢があります。 またハワイを訪れてルールを守らない知人がいた場合には、通報せざるを得ないでしょう。

オアフ島やマウイ島、ハワイ島では電話で、カウアイ島ではオンラインの報告窓口も用意しています。

» HOW CAN I REPORT SOMEONE BREAKING QUARANTINE?

14日間の自己隔離まとめ

最後にハワイ州が義務付けている14日間隔離の重要ポイントを再確認しておきましょう。

  • ハワイの14日間は任意ではなく規則
  • 違反すれば逮捕、罰金、禁固刑、実名報道
  • ホテルの客室や自宅から外出はできない
  • 違反者がいたら通報する
  • 隔離免除の事前検査プログラムは10月15日開始予定

新型コロナウイルス感染症とハワイ旅行については、こちらのページで詳しく解説しています。合わせてご確認ください。

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