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ハワイ行きの飛行機でコードシェアはどの便?利用するメリットやデメリットを解説

[最終更新日:2020年6月23日]

日本=ハワイ路線の国際線で、コードシェアはどの便?運航する航空会社の便名とコードシェアする他社エアラインの便名一覧を掲載。メリットやデメリット、出発ターミナル、チェックインカウンター、マイルの積算条件についても解説します!

目次

コードシェアとは

航空会社が実施するコードシェアとは、他社エアラインが運航する便に自社の便名を付与して販売すること、また自社が運航する便に他社エアラインが便名を付与して販売することです。

例えば、ANAとユナイテッド航空のコードシェアでは、ANAが運航するNH184便を、ユナイテッド航空ではUA8010便として販売しています。飛行機の機材や乗務員はANAですが、双方的なコードシェアの場合はその逆もあります。

提携航空会社がコードシェアするフライトは、日本語で「共同運航便」と呼ばれることもあります。

なんでコードシェアするの?

航空会社がコードシェアをするメリットは、自社の航空路線網を拡大できること、また自社の座席を他の航空会社に販売してもらえることなどがあります。

例えば、自社運航便が就航していない都市へも自社便名で航空券を販売することができます。 また自社便が満席でもコードシェアする提携エアラインに空席があれば、自社便名で予約を増やすことができる訳です。

デメリット

航空会社にとってはメリットがあるから実施しているコードシェアですが、利用者にとってはちょっとしたデメリットもあります。

コードシェアで最も多い疑問は、どの航空会社が運航する便なのか分かりづらい点です。

便名の桁数などで判断できますが、はじめての航空会社や路線ではすぐに判別できないこともあります。

ハワイ旅行では、日系のJAL(日本航空))やANA(全日空)が運航する便に乗りたいという方も少なくありませんが、予約後や空港に行ってはじめて他社運航便と気づく方もいるようです。

日本=ハワイ路線でコードシェアする航空会社

日本=ハワイ間の航空路線でコードシェアを実施しているのは主にこちらの組み合わせです。

  • JAL(日本航空)とハワイアン航空
  • ANA(全日空)とユナイテッド航空
  • デルタ航空と大韓航空

他にもコードシェアしている航空会社はありますが、日本=ハワイ路線を運航する航空会社でコードシェアしているのは、主に6社となっています。

そして日本=ハワイ間では、ほとんどの便で双方的なコードシェアとなっています。

例えば、JALが運航する便にハワイアン航空がコードシェア、ハワイアン航空が運航する便にJALがコードシェアといった組み合わせです。

運航する航空会社の見分け方

運航する航空会社を調べるには、予約時に「○○航空が運航」や「○○航空の機材・乗務員で運航」のような注意書きがあれば、他の航空会社の運航便であることがわかります。

また日本=ハワイ間の国際線では、便名から判別することも簡単です。

世界的には例外もありますが、基本的には数字1~3桁は自社便名数字4桁はコードシェアする他社運航便です。

例えば、ANA(全日空)のNH184とユナイテッド航空のUA8010という便名があります。これはどちらも同じ便です。

数字3桁の便名NH184はANAが運航する便をを自社の便名で販売したときの便名、数字4桁の便名UA8010はユナイテッド航空が販売したときの便名です。

運航する航空会社は数字3桁のANAなので、航空機の機材・乗務員はANAとなります。

逆に、ユナイテッド航空のUA902とANAのNH7024という便名では、ユナイテッド航空の機材・乗務員で運航されます。

つまり日本=ハワイ間では主に、数字1~3桁の便名なら自社便、数字4桁の便名なら他の航空会社が運航するという目安になります。

ただし臨時便では、自社運航便でも数字4桁の便名となることがあります。

ハワイ行きのコードシェア便名一覧

日本からのホノルル行き、ハワイ島コナ行きでは、下記表のような便名となっています。

運航航空会社便名コードシェア便名
JALの機材・乗務員JL786HA5395
JL784HA5393
JL74HA5389
JL72HA5391
JL794HA5400
JL792HA5398
JL770HA5387
ハワイアン航空の機材・乗務員HA822JL6406
HA864JL6410
HA856JL6412
HA458JL6402
HA450JL6408
HA828JL6414
HA442JL6400
HA852JL6404
ANAの機材・乗務員NH184UA8010
NH182UA7940
NH186UA7984
ユナイテッド航空の機材・乗務員UA902NH7024
デルタ航空の機材・乗務員DL180
DL260
DL278
大韓航空の機材・乗務員KE1DL9030
エアアジアXの機材・乗務員D7 1

コードシェア便を利用するメリットは?

日本=ハワイ間の国際線でコードシェアを利用するメリットは、それほど重要ではないかもしれません。

利用できるフライトの選択肢が増えること、たまには他の航空会社に乗ってみたい場合、マイルの積算条件を満たせる、などが挙げられますが、積極的にわざわざコードシェアする他社運航便を選ぶ方は少ないのではないでしょうか。

例えば、ふたんはJALを利用してJALのマイルを貯めている方が、JAL運航便が満席の場合にコードシェアするハワイアン航空が運航する便で空席があれば、JAL便名で予約することができます。

またハワイアン航空に乗ってみたい場合、ハワイアン航空が運航する便をJAL便名で予約すれば、JALのマイルを貯めることもできます(積算条件による)。

また組み合わせが可能な場合、行きはJAL運航便で成田からハワイ島コナに、帰りはハワイアン航空運航便でハワイ島コナから羽田に、のように往復の組み合わで予約ができます。

コードシェア便を利用するデメリットは?

コードシェアでは、デメリットのほうが気になる方が多いのではないでしょうか。

前述の通り、最も多い疑問は、どの航空会社が運航する便なのか?という点です。

例えば、ANAとユナイテッド航空がコードシェアする成田=ホノルル線の場合は、ANAが運航する便とユナイテッド航空が運航する便が混在してます。

注意して予約しないと、ANAのフライトだと思ったら、実際にはユナイテッド航空のフライトだったという間違いをしてしまう可能性があります。逆も同じです。

またマイルを貯めている場合には、積算条件が変わってくることもあるので、便名や路線・予約クラスなどの条件をよく確認してから予約するのがおすすめです。

出発ターミナルは?

空港での出発ターミナルは、一般的に運航する航空会社が使用するターミナルでチェックイン手続きをして搭乗します。 ハワイ行きでは、どのコードシェアの組み合わせでも同じターミナルです。

運航航空会社出発ターミナル
JAL、ハワイアン航空どちらのも成田第2、羽田第3
ANA、ユナイテッド航空どちらのも成田第1、羽田第3*
大韓航空、デルタ航空どちらのも成田第1、羽田第3

成田空港出発なら、JALとハワイアン航空なら第2ターミナル(駅は終点のひとつ手前)、ANAとユナイテッド航空、大韓航空なら第1ターミナル(駅は終点)からの出発です。

羽田空港は第3ターミナル(旧称:国際線ターミナル)、中部国際空港(セントレア)はすべて第1ターミナル、関西国際空港(関空)はすべて第1ターミナルです。

※ANAの羽田国際線は、行き先によって第2ターミナル、第3ターミナルに分かれています

チェックインはどうする?

コードシェア便を予約した場合、空港でのチェックインはどちらの航空会社のカウンター・チェックイン着で行うのか迷うことがあるかもしれません。

基本的には、運航する航空会社でチェックインを行いますが、共同運航便の場合は同じカウンターでチェックインを受け付けていることもあります。

例えば、ハワイアン航空の成田発は第2ターミナル3階Aカウンター、JALの国際線は第2ターミナル3階のK L M O P Qいずれかのカウンターです。

航空会社によっては出発手続きを提携エアラインに委託している場合があるほか、また一部のフライトや特別な対応では、運航航空会社が担当することがあります。

コードシェアとマイル提携

マイルを貯めていれば、コードシェア便を利用したときにマイルが貯まるかどうかも気になりますね。

コードシェア便を利用したときの積算条件は、航空会社やマイレージプログラムによって異なり、さらに便や路線、予約クラスによっても異なります。

例えば、JALのJALマイレージバンク(JMB)では「コードシェア便は、HA便名でJLが運航する便のみ積算対象(ハワイアン航空便名でJALが運航する便のみ)」としています。

ちょっと分かりづらく感じるかもしれませんが、JALとハワイアン航空のコードシェアであれば「HA便名でHAが運航する便(ハワイアン航空便名でハワイアン航空が運航する便)」でも積算対象となります(対象となる路線や運賃のみ)。

どのような条件でマイルが貯まるか、使えるかは、航空会社によって異なるので、必ず事前に確認しておきましょう!

どの航空会社がおすすめ?

日本=ハワイ路線の航空会社については「ハワイ旅行でオススメの航空会社はどこ?直行便運航の7社を比較!」でサービスや特徴の比較、おすすめポイントを紹介しています。

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