ハワイ島のハワイ火山国立公園内にあるホテル「ボルケーノ・ハウス(Volcano House)」が、2018年10月6日からの宿泊予約を開始した。

ホテルは5月から国立公園の主要エリアが閉鎖されて以降、営業ができない状況だったが、周辺エリアを含む国立公園の一部が9月22日から再開されることに合わせて、一部施設の営業再開を決めていた。
9月22日からはホテル内のショップや屋内と屋外の展望エリア、トイレなどを開放する。
宿泊予約は10月6日分からとなるが、レストランの再開までは無料のコンチネンタルブレックファーストを提供する。
ボルケーノ・ハウスは、ハワイ火山国立公園の敷地内にある唯一のホテルで、キラウエア・カルデラに面した立地が最大の魅力。
客室やレストラン、ロビーの展望スペースからはキラウエア・カルデラやカルデラ内のハレマウマウ・クレーター方面が見渡せる。
建て替えや改装などを経ているが、ハワイ島ではとても歴史のあるホテルで、古くから多くのキラウエア火山観光客が訪れてきた。
なお現在、国立公園内の火山活動は落ち着いており、ハレマウマウ・クレーターからの噴煙やその他エリアでも流れる溶岩を観ることはできない。
それでも2018年8月上旬まで続いた噴火や地震により大きく姿を変えたキラウエア・カルデラを、滞在しながら間近で体験できるのボルケーノ・ハウスだけだ。
公式サイト:Hawaii Volcano House
日本語ページ:[公式]ボルケーノ・ハウス | アクア・ホテルズ&リゾート日本公式サイト