米入国にワクチン接種完了を義務付け、11月上旬から

[最終更新日:2021年09月21日]

羽田空港
羽田空港

アメリカへの入国条件に、2021年11月上旬頃から新型コロナウイルスのワクチン接種完了が義務付けられることがわかった。20日にホワイトハウスが発表した。

米国は、新型肺炎の懸念が強まった昨年1月末、中国に滞在歴のある渡航者の入国を禁止。その後、ヨーロッパ各国やインドなどが規制対象国に追加されていた。今回発表された新たなルールにより、これらの国・地域からの米国入国は規制が緩和されることになる。

新たな渡航規制では、これらの規制対象国に加えて、すべての外国人渡航者の米国入国に、ワクチン接種を完了していることが条件となる見込み。ワクチン接種が始まっていない12歳未満は免除される。ワクチン未接種の米国民は、現地出発前1日以内の検査と帰国後の再検査が求められる。

米国では今年1月、CDC(米国疾病予防管理センター)が、米国行きフライトへの搭乗に、72時間以内の検査を求める勧告を実施。陰性結果の提示がない場合には、航空会社により搭乗拒否される場合がある。ワクチン接種完了の義務化が始まった後も、この出発前検査の要件は継続されるとしている。

2021年9月20日現在、ハワイ州では渡航者にワクチン接種完了を義務付けていないが、 今年7月8日からは米国内・米国領内で接種を完了した人が国内線で到着する場合のみ、到着後の10日間隔離義務を免除している。

日本などの国外から到着する場合や国外での接種は、このワクチンパスポート(ワクチン・トラベル・プログラム)の対象外。11月上旬からは米国入国にワクチン接種完了が義務付けられることになり、ハワイ州が海外出発や海外接種分も、ワクチンパスポートの対象とするか注目される。

ハワイ州では当初、州内のワクチン接種率が70%に達した時点で、すべての渡航規制を撤廃する方針を示していたが、感染拡大により、その方針も公式サイトの渡航規制に関するFAQからは削除されている。また、 州知事や副知事は、接種率が70%に到達した後も、Safe Travels Program を継続することを示唆している。

アメリカにおけるワクチン接種完了(Full Vaccination / Fully Vaccinated)は、必要回数を接種後、翌日を1日目として15日目以降が条件。ファイザーの場合は2回目まで3週間、モデルナは2回目まで4週間を空ける必要があるため、入国予定の5~6週間前までには1回目を接種しておく必要がある。

参考:The White House: Press Briefing by Press Secretary Jen Psaki, September 20, 2021

※この記事は追記する場合があります

タグ: | 2021年9月21日

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