【2019年3月7日追記】
サウスウエスト航空、2019年4月28日にハワイ諸島内の国内線参入
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テキサス州ダラスを拠点とするサウスウエスト航空(WN)は、ハワイ諸島内の国内線(インターアイランド路線)へ参入することを発表した。
就航空港はオアフ島ホノルル(HNL)、マウイ島カフルイ(OGG)、カウアイ島リフエ(LIH)、ハワイ島コナ(KOA)を計画しており、175人乗りのボーイング737-800型機を使用する見込みだが、具体的な参入時期は明らかになっていない。
We’ve announced plans to serve airports on four Hawaiian islands: Lihue, Honolulu, Kahului, and Kona. Read more: https://t.co/CJiRj0hJrB
— Southwest Airlines (@SouthwestAir) 2018年4月30日
サウスウエスト航空ではカリフォルニア州の4空港、オークランド(OAK)、サンディエゴ(SAN)、サンノゼ(SJC)、サクラメント(SMF)からハワイへの直行便を就航する計画で、アメリカ西海岸からハワイへの路線網拡大、ハワイ州内での乗り継ぎの利便性を一気に高める考えだ。
インターアイランド路線では2018年5月現在、主にハワイアン航空とオハナ・バイ・ハワイアン、モクレレ航空が定期旅客便を運航しているが、ジェット機での運航はハワイアン航空のみとなっている。
ハワイ諸島間の国内線においては、アロハ航空が2008年3月に撤退、go!(ゴー)が2014年3月で撤退、アイランドエアーが2017年11月10日で運航を終了するなど、競争の激化から撤退が相次いでいる。
現状ではハワイアン航空とそのグループのオハナ・バイ・ハワイアンがほぼ市場を独占しているが、サウスウエスト航空が参入すればまた競争が激しくなる可能性がある。
ハワイアン航空では2018年夏スケジュールからJAL(日本航空)との包括的提携が始まっているが、他社エアラインがハワイ諸島内でサウスウエスト航空との提携を検討する可能性もある。
就航時期や路線、詳細なスケジュールは随時発表される見込みだ。