
カフルイ空港
マウイ郡は4月29日、新型コロナウイルス感染症の到着時検査について、2021年5月4日から開始すると発表した。
検査は、米本土からの直行便が多数発着するカフルイ空港(OGG)でのみ実施。ハワイ州民を含む州外からの到着者のうち、出発前の陰性結果により事前検査プログラムで隔離免除になっている人が対象となる。ワクチン接種を完了していて、同プログラムで隔離免除になっている場合は対象外。
また、5歳未満も対象外となるが、5~16歳については同行する親がワクチン接種を完了している場合でも、検査を受ける必要がある。
カフルイ空港で実施する迅速検査は無料。結果は15~20分で得られるという。結果が陽性の場合は、より精度の高いPCR検査を受けて判断されるが、PCR検査を拒否したり陽性だった場合は10日間の隔離義務が生じる。
ハワイ州では、5月11日から州内の島間移動について、限定的なワクチン・トラベル・プログラムの開始を予定している。州内で必要回数のワクチン接種を完了した州民を対象に、最終接種日の翌日から起算して15日目以降は、事前検査や10日間隔離義務が免除される。
2021年5月1日現在、ハワイ州では州内を含むすべての到着者に、旅行情報と健康情報を事前にオンライン登録する “Safe Travels” の利用を義務付けている。
事前検査プログラムに必要な陰性結果の登録ができるほか、5月7日以降は州内の限定的なワクチン・トラベル・プログラムに必要なワクチンカードのアップロードが可能になる予定。