
ハワイ島コナ空港
ハワイ州のデービッド・イゲ知事は3月30日、州内における移動制限を強化する新たな規制を発表した。
すでに3月26日からハワイ州では、到着する旅行者や州に戻る住民を対象に14日間の自己隔離を義務付けているが、対象をハワイ諸島内の島間移動(インターアイランド)にも拡大する。
期間は2020年4月1日(水)深夜00:01から4月30日(木)までで、状況によっては延長される可能性もある。期間は入州と同様に14日間。要職については除外されるが、機内では感染防止に務めることが求められる。
ハワイ諸島内の移動は現在、一部を除きすべて飛行機による移動となっており、ホノルル空港のあるオアフ島、カウアイ島のリフエ、マウイ島のカフルイとカパルア、ハワイ島のコナとヒロ、ワイメア(カムエラ)、ラナイ島、モロカイ島の2空港が主な発着空港となっている。
日本からのハワイ旅行については、ハワイ州が3月26日から旅行者や州に戻る居住者を対象に、14日間の隔離措置を開始することに伴い、実質的に不可能となってる。
日本でも3月31日に米国全土への感染症危険情報を「レベル3: 渡航は止めてください(渡航中止勧告) 」に引き上げた。また日本政府では3月26日現地出発分から、アメリカ全土からの帰国者を対象に14日間の待機要請を出していたため、ハワイから帰国した場合も対象となっていた。