ハワイ島キラウエア火山が噴火、ハレマウマウで約2年半ぶり

[最終更新日:2020年12月21日]

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ハレマウマウ・クレーター
以前は近くで観られたハレマウマウ(2017年)

ハワイ島のキラウエア火山が20日、約2年半ぶりに噴火した。ハワイ火山国立公園内のハレマウマウ・クレーターで溶岩が噴出する様子を米地質調査所(USGS)国立公園のSNSが伝えている。

ハワイ火山観測所(HVO)は午後9時30分、ハレマウマウで割れ目から流れ出る溶岩を観測。大きな噴煙が昇る様子が確認されており、風下にあたる島南部のカウ地区に、火山ガスや降灰への注意を呼びけけている。また、午後10時36分には地盤変動を伴うM4.4の地震が発生している。

ハワイ島では2018年5月に、島東部のレイラニ・エステーツで割れ目噴火が発生。その後、国立公園内のキラウエア山頂付近で地震が増加。ハレマウマウでも爆発的な噴火が続いた。

火山活動は8月にはほぼ終息しており、2019年にはハレマウマウに観測史上初めて池が出現したことが話題になっていた。今回の新たな噴火により、池は流れ込んだ溶岩によって消失したとみられる。

ハワイ火山国立公園は、2018年9月22日から段階的に再開していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年にも一部期間で閉園。現在は24時間営業を再開しているものの、ビジターセンターやジャガー博物館など一部施設は閉館している。

ハレマウマウ(Halemaʻumaʻu)は、国立公園ではとくに人気のある観光名所のひとつ。2008年3月から再び火山活動が活発になり、クレーターリム・ドライブの南西側や周辺のトレイルコースは通行止めになった。以降は、観測所(HVO)に併設するジャガー博物館の展望台から眺めるのが定番となっていたが、2018年の噴火により同エリアも立ち入りが禁止されている。

2018年の火山活動で被害を受けた道路や設備は順次、改修が進められており、2020年8月25日にはキラウエア・カルデラ北側のキラウエア・オーバールックを再開。大きく姿を変えたハレマウマウを比較的近くで観られるようになった。

日本からハワイ島へは、ハワイアン航空が羽田から週3便、JALが成田から毎日運航でコナ直行便を就航しているが、新型コロナウイルス感染症の影響により3月下旬から運休中。

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※下記の地図は2018年の噴火時に作成した内容です(現在、プウオオとレイラニでの噴火はありません)

ハワイ島の地図と火山の位置関係

関連ページ:キラウエア火山の噴火情報まとめ・随時更新(2018年)

2020年12月21日

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