
リフエ空港
ハワイ州のイゲ知事は30日、カウアイ郡のカワカミ郡長が提示していたリゾートバブル滞在を利用した隔離義務の短縮案を承認した。
カウアイ島では2020年12月2日から事前検査プログラムを含む州のセーフ・トラベルズ・プログラムから一時離脱しており、隔離義務の期間中でもホテル敷地内に限り外出を許可するリゾートバブル(EMQ)が始まっている。
州知事に承認されたカウアイ郡の緊急ルール24では、リゾートバブルを利用した隔離義務の短縮を規定しており、隔離義務を通常の10日間ではなく最短3日間に短縮することができる。
利用するには事前検査プログラムと同様にハワイへの出発前72時間以内に認定検査パートナーで陰性結果を取得しておき、カウアイ島に到着後はリゾートバブルに参加する対象ホテルに滞在する。到着から72時間経過後に、FDA(食品医薬品局)から緊急使用許可を得ている検査で陰性結果が出れば、その時点で隔離義務が終了となる。
カウアイ郡ではこれまで、到着後の3日間隔離と再検査の義務化を繰り返し州知事に提案。ハワイ州の事前検査プログラムでは、開始当初からハワイ島のみ到着空港での抗原検査を必須としているが、すべての島で到着後の再検査が検討されてきた。
また、カウアイ島では1月5日からハワイ州内の島間(インターアイランド)に限り、事前検査プログラムによる隔離免除を再開する。州外からオアフ島やマウイ島、ハワイ島に到着・滞在してから事前検査プログラムを利用してカウアイ島に向かう場合、ハワイ州内では少なくとも3日間の滞在が必要としている。
リゾートバブル(EMQ)参加ホテル
The Cliffs at Princeville
Hilton Garden Inn Kaua‘i Wailua Bay
Ko‘a Kea Hotel & Resort at Poʻipū
The Club at Kukui‘ula
Timbers Kaua‘i Ocean Club & Residences at Hoku‘ala
Kaua‘i Marriott Resort & Beach Club
※以前に発表されていたグランド ハイアットは休業中