ハワイ島プナ地区のカポホ湾、淡水湖のグリーンレイクが溶岩で消失

キラウエア火山の活発な活動が続くハワイ島東部プナ地区にある淡水湖、グリーン・レイク(Green Lake)が溶岩の流入により蒸発、消失した。

グリーン・レイクはハワイ島に2つある淡水湖のひとつ。ハワイ語では「火山の女神、ペレの水」を意味する “Wai-a-Pele” とも呼ばれており神話も残っている。

湖は私有地内にあるが、管理者が募金制として一般にも開放していた。一部ニュースでは「人気の遊泳スポット」として紹介されているが、観光客に人気のスポットとは言い難い。

ロンリープラネットなど海外のガイドブックでは紹介されていることもあるが、現地ハワイで編集されているガイドブックでも紹介されるのは珍しい場所だ。日本のガイドブックや雑誌で紹介されることはまずない。

ハワイ島プナ地区東部では、2018年5月3日から割れ目噴火が発生。レイラニ・エステーツ(Leilani Estates)やラニプナ・ガーデンズ(Lanipuna Gardens)などの住宅地でも、割れ目から溶岩が噴出している。

割れ目は20ヶ所以上にも及んでいるが、8番目に噴火した割れ目が活発な活動を続けており、島東岸まで溶岩が到達。オーシャンエントリーと呼ばれる海への流入が続いている。

ハワイ時間6月3日にはカポホ湾(Kapoho Bay)に流入。ほぼ全域を溶岩が埋め尽し、海岸線の形が変わっている様子が空撮写真によって捉えられている。

また周辺の住宅地、ハワイ・バケーションランド(Hawaii Vacationland または Kapoho Vacationland)もほぼ全域が消失した。

なお溶岩ボートツアーや一部のヘリコプターツアーが周辺への観光ツアーを実施している。過度な自重は、火山を観光資源ともしている現地経済にとっても良くないが、多くの家やコミュニティが消失している被災地であることは気に留めておきたい。

また5月3日の噴火以降、ハワイ島の主要空港であるコナ空港、ヒロ空港ともに離発着に影響は出てない。リゾートが集中する西岸のコナ・コースト、コハラ・コーストでの滞在、北岸のホノカアやハマクアコースト周辺、マウナケア方面への観光は通常通り楽しめる。

関連ページ:ハワイ島は安全?キラウエア火山の噴火情報まとめ・随時更新

タグ: , , , | 2018年6月7日

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