ホノルル市、空港到着時の検査サービスを計画

[最終更新日:2020年10月15日]

ホノルル空港
ホノルル空港

ホノルル市郡のコールドウェル市長は10月13日、ハワイ州が15日から開始する旅行前検査プログラムに関連して、空港到着時の検査サービスを検討していることを明らかにした。

州のプログラムでは出発前72時間以内の検査が要件となっているが、市長は出発前の検査を受けられなかった到着者のために、ホノルル空港で検査を受けられる選択肢を用意したい意向を示した。

同プログラムの導入にあたって参考にしたアラスカ州では、到着時に検査する選択肢を用意しているが、ホノルル空港は到着者が多いことから州の計画では見送られていた。

ホノルル市では、空港に簡易検査所(モバイルラボ)を設置して、1日10,000件もの検査に対応できるよう取り組んでいるとした。実施するのはPCR検査で、検査結果は約3時間で出るという。検査費用は利用者の負担になる。

市長はすでに州知事に到着後検査について許可を求めており、州政府が承認すればホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)で到着時の検査サービスが開始される可能性がある。

ハワイの旅行前検査プログラムでは、15日の開始時点でオアフ島(ホノルル市郡)のみが到着後の検査を用意していない。ハワイ島では到着空港での迅速検査も必須とし、マウイ郡(マウイ島、モロカイ島、ラナイ島)とカウアイ島では到着3日後などに任意で検査に応じてもらう方針。いずれも検査費用は郡が負担する。

ハワイ島のハリー・キム郡長が検査プログラムでの旅行者受け入れ再開に難色を示していた背景には、プログラムでの隔離免除者とプログラムを利用しない隔離対象者を区別できないことも理由にあった。ホノルル市長は到着時検査の導入により、検査プログラムの利用者が増えることで、隔離対象者を監視する負担が減ることを期待している。

しかし同プログラムでは、出発前の検査を条件としてこれまで計画が進められてきた。すでに本土では多くの認定検査パートナーがサービスを開始しており、ホノルル市が到着時の検査サービスを始めれば、利便性が高まる一方でプログラムの前提が崩れることにもなる。

また到着者の多いホノルル空港で、検査を受けるまでの待機時間や結果が出るまでの数時間について、受診者が待機するスペースの確保などの課題も出てくる。

公式Facebook:City and County of Honolulu

※この記事は記者会見をもとに編集したオリジナルのコンテンツです。YouTubeの字幕でそのまま公開するのはお控えください。

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