ハワイアン航空(HA)は、地元ハワイの人気シェフを起用する Featured Chef Series の続編として、2018年6月1日から機内食メニューを刷新する。
ホノルル・カイムキにあるココ・ヘッド・カフェ(Koko Head Café)のリー・アン・ウォン(Lee Anne Wong)氏が総合プロデュースを担当。
日本発・ハワイ行きのフライトでは、2018年9月1日から2019年5月31日まで全座席クラスで、アラモアナにあるMWレストラン(MW Restaurant)のウェイド・ウエオカ(Wade Ueoka)氏による機内食メニューを開始する。

Wade Ueoka
ウエオカ氏は、オバマ大統領が訪れることでも知られる有名店「アラン・ウォンズ」での経験を経て、2013年11月に夫妻で「MWレストラン」を開店。
2014年2月にはジェームス・ビアード・ファンデーション(James Beard Foundation)により、「最も優れた新設レストラン」としてノミネートされている。
ウエオカ氏は、2016年にもハワイアン航空の特別メニュー企画に参加しており、2017年12月1日から2018年5月末日までは北米線のファーストクラスを担当。
また北米路線やアジア路線で、ピリ・グループ(Pili Group)のマーク・ “グーチ”・ノグチ(Mark “Gooch” Noguchi)氏や、ザ・カハラホテル&リゾートにあるホクズ(Hoku’s)のエリック・オト(Eric Oto)氏など、⼀流シェフらが参加する。

The Chefs
今回のメニュー刷新について、ハワイアン航空の製品開発マネージングディレクター、レネー・アワナ(Renee Awana)は、「人気の機内食サービス Featured Chef Series は、ハワイを象徴する個性的で豊かな文化をお客様にご体験いただけるプログラムとなっております。ハワイアン航空では、このような⼀流のシェフたちのお料理を機内でのおもてなしの一環としてご提供し、お客様にまたとない体験をしていただけることを大変喜ばしく思います。」と語っている。
総合プロデュースするリー・アン・ウォン氏は、2015年からエグゼクティブシェフのチャイ・チャオワサリー(Chai Chaowasaree)氏のもとでゲスト・シェフとして国際線ハワイ⾏きの便にて機内食の監修を担当している。

Lee Anne Wong & Wade Ueoka
ハワイアン航空の Featured Chef Series にはこれまで、ジョン・マツバラ(Jon Matsubara)氏、ザ・ピッグ・アンド・ザ・レディー(The Pig & The Lady)のアンドリュー・ラ(Andrew Le)氏、ティン・ルーフ・マウイ (Tin Roof Maui)のシェルドン・シメオン(Sheldon Simeon)氏らが名を連ねている。
今後もハワイのレストラン業界のネクスト・ウェーブとされる才能溢れるシェフらを起用する Featured Chef Series には注目が集まりそうだ。