
ハワイのニール・アバクロンビー州知事は、自動車での全席シートベルトを義務化する法律に署名した。これによりハワイ州では、後部座席のシートベルト着用も義務化される。
またこれまで島ごとに規制されていた運転中のスマートフォンを含む電子機器の使用も州の法律で禁止され、こちらは2013年7月1日より施行される見込みだ。緊急発信(911)以外での、18歳以下のハンズフリーも禁止となる。
ハワイ州運輸省によると、シートベルト非着用時の事故については、3倍以上も死亡事故や入院の可能性があるとしており、治療が必要になった場合の医療費も高額になっていると指摘している。
シートベルトを着用していなかった場合の罰金は92ドル、電子機器使用の場合は初回で最高200ドル、1年以内に2回目の違反を犯すと最高300ドル、以降は最高500ドルまで引きがある。
またスクールゾーンや工事区間での違反は、罰則が厳しくなる場合があるという。
ハワイでレンタカーを運転する場合には、シートベルトと電子機器についても気をつけておきたい。
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