キラウエア火山観光のハワイ火山国立公園、2018年9月22日朝から主要エリアを再開

キラウエア火山観光で知られるハワイ火山国立公園は2018年9月22日(土)、5月11日から閉鎖していた主要エリアの一部を再開した。

キラウエア・カルデラ
ボルケーノ・ハウス前から眺めるキラウエア・カルデラ

再開初日は午前10時までの営業開始を事前に発表していたが、朝早くには一般車両や歩行者・自転車での入園が開始された。

22日からはキラウエア・ビジター・センターや公園内唯一のホテルであるボルケーノ・ハウスもギフトショップの営業を再開。

ボルケーノ・ハウスでは、宿泊は10月6日から再開予定で、レストランの再開はまだ先としているが、館内の展望エリアではコーヒーを販売しているほか、ショップでも水などドリンク類を扱っている。

人気スポットだったジャガー博物館やサーストン・ラバ・チューブ(溶岩洞窟)は駐車場を含めて引き続き閉鎖されているが、その他の定番スポットはほぼ5月の閉鎖以前と同じ規模まで再開している。

ハレマウマウ・クレーター
大きく変化したハレマウマウ・クレーター

初日となった22日は再開初日に加えて入園無料となっていたこともあり、午前10時前にはキラウエア・カルデラが観られるクレーター・リム・トレイルへのアクセスに便利なビジター・センターやボルケーノ・ハウス、スチーム・ベンツの駐車場は満車状態となった。

昼過ぎには駐車場の混雑も緩和されたが、閉鎖前と大きく姿を変えたキラウエア・カルデラとハレマウマウ・クレーターを望める場所はとくに混雑した。

ケアナカコイ・クレーターの北側に設けられた展望エリアへのアクセス起点となるデバステーション・トレイルの駐車場とプウ・プアイの駐車場も夕方まで混雑が続いた。両パーキングは、展望エリアまで徒歩で往復1時間〜1時間半かかることも駐車場が混雑する要因となっており、他エリアへのトレイルコースがないキラウエア・イキ・クレーターの駐車場は終日混雑は見られなかった。

またチェーン・オブ・クレーターズ・ロードも以前と同様に海岸線のホレイ・シー・アーチまで通行可能となっており、マウナ・ウルへのトレイル起点となる駐車場やペトログリフ見学エリア、沿道のクレーターや展望台などのスポットも従来通り立ち寄れる。

ホレイ・シー・アーチ
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード終点のホレイ・シー・アーチ

ただしトレイルコースによっては、途中から閉鎖されており、国立公園が公開しているマップや現地のスタッフに確認が必要な場所も点在している。

トレイルのスタート地点や入口が異なるエリアでは、ハイウェイ11からアクセスできるカウ・デザート・トレイルがマウナ・イキまでとその先のペペイアオ方面、マウナ・イキからのマウナ・イキ・トレイルが通行できるとしている。

他にハイウェイ11の北側に位置するエリアでは、ラバ・ツリー・モールドとキプカ・プアウル、その先のマウナロア展望台までのトレイルも歩くことができる。

ハワイ島では、2018年5月から島東部のレイラニ・エステーツなどで新たな噴火が発生。ハワイ火山国立公園でもハレマウマウ・クレーターで大規模な噴火やマグニチュード5前後の地震が頻発した。

園内では道路に亀裂が発生したほか、建物や水道設備にも被害が出ていた。現在も園内の道路には亀裂が残り、近くを通るハイウェイ11でも補修工事のため片側交互通行区間がある。

クレーター・リム・ドライブの亀裂
クレーター・リム・ドライブの亀裂

今回のハワイ火山国立公園の再開によって、火山観光の現地ツアーも続々と再開される見込みで、日本からは羽田・成田からの直行便も就航しているハワイ島旅行に再び注目が集まりそうだ。

再開したエリアは下記の通り。

キラウエア・ビジターセンターと館内のショップ(午後5時まで)
クレーター・リム・トレイル(ボルケーノ・ハウス~キラウエア・ミリタリー・キャンプ)
サルファー・バンクズ・トレイル
クレーター・リム・ドライブ(西端はスティームベンツまで)
スティーム・ベンツ
キラウエア・イキ・オーバールックと駐車場
デバステーション・トレイル
プウ・プアイ駐車場と展望台
クレーター・リム・ドライブ~ケアナカコイ・クレーター(歩行者・自転車のみ)
プウ・フルフルまでのマウナ・ウル・イラプション・トレイル
マウナ・ロア・ロード(キプカプアウルから先は歩行者・自転車のみ通行可)
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
エスケープ・ロード(ハイウェイ11から)

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タグ: , , | 2018年9月23日

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