ハワイ火山国立公園を閉鎖、断続的な地震を受け観光客も園外へ

キラウエア火山観光で知られるハワイ島のハワイ火山国立公園は、強い地震が断続的に続いていることから、公園の営業を中止として一時閉鎖。訪れている観光客と緊急対応以外のスタッフを公園外へ退避させたと発表した。

ハワイ島では4月末から地震や火山活動に変化が見られ、5月3日にはプナ地区の居住エリア、レイラニ・エステーツ(Leilani Estates)で溶岩が地表に噴出。住民に避難勧告が出されていた。

国立公園ではハワイ時間、4日朝には公園の約90%はオープンしている状態だったが、マグニチュード5.4や6.9の地震が相次いだことから、夕方になって公園を一時閉鎖とした。

ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)は、ハワイ島南東部に位置し、世界遺産にも登録されるハワイ島を代表する観光名所。

園内へはレンタカーでもそのまま入ることができ、広大なキラウエア・カルデラやその中にあるハレマウマウ・クレーター、その他多数のクレーターや火山活動が感じられるスポットを観察できる。

ハレマウマウ・クレーターは、火山活動が活発になっており、周辺道路の一部が2008年から閉鎖中。近くまで歩くことはできなくなっているが、ジャガー博物館の展望エリアから眺めるのが定番の観光コースとなっている。

ハワイ火山国立公園のハレマウマウ火口
ジャガー博物館から見るハレマウマウ・クレーター

また公園内にはビジターセンターがあるほか、すぐ近くにはボルケーノ・ハウス・ホテルが営業しており、宿泊客は他のホテルなどへ移動したとしている。

今後の火山活動や公園の閉鎖が長引けば、さらにハワイ島の旅行業・観光業へ影響が出てくる可能性もある。

ただしハワイアン航空とJALが直行便を運航しているコナ国際空港は、島反対側に位置しており、現時点で噴火の影響は考えづらい。

ハワイ島ではキラウエアとは距離が離れたコナ・コースト側にリゾートが集中しており、現状では大きな影響は出ない見込みだ。

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タグ: , | 2018年5月5日

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