ハワイ州が事前検査プログラム開始を延期、8月末まで14日間隔離継続

[最終更新日:2020年07月14日]

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ワイキキ
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ハワイ州のイゲ知事は7月13日、来月より開始を予定していた旅行の事前検査プログラムについて、開始時期を最低でも1ヶ月延期すると発表。8月から見込まれていた観光業再開が遅れることになった。

ハワイ州では州外から到着するすべての到着者に、14日間の隔離を義務付けているが、8月1日からはNAAT(核酸増幅検査)による陰性結果で隔離が免除される計画だった(PCR検査はNAATのひとつ)。

しかし主に事前検査プログラムの利用が想定されていた米本土では、一部の州で1日あたりの新規感染者数が過去最多の更新。7月に入り米全土では、1日あたり6万人以上の新規感染者が報告されており、これまでの合計の死者数は13万人を超えている。

またハワイ州でも7月に入り、オアフ島の1日あたりの新規感染者数が20人台、30人台となる日が続いており危機感が強まっている。さらに米本土での感染拡大を受けて、ハワイ州の検査可能数が削減されている状況。

ハワイでは新型コロナウイルス感染症が再拡大する中、観光業を再開することに懸念が高まり、ホノルル市議会や各島を管轄する郡のトップ達からも開始時期の見直しを求める声が出ていた。

旅行者受け入れ再開が発表されたことで、ハワイ州内のホテルは営業再開を見直す必要がある。またハワイ=米本土間で大幅な復便を予定していたハワイアン航空では、運航計画を再度見直す可能性が高い。

日本=ハワイ間では8月にJALが4往復の臨時便を予定しているが、事前検査プログラムが利用できなくなったことで、ハワイ到着時には渡航者・住民に関わらず14日間の隔離が必要になる。ホテルの場合は客室から出られず、自宅の場合でも外出は認められない。またレンタカーを借りることもできない。

日本では、外務省の渡航中止勧告や帰国時の14日間待機要請が継続されており、多くの旅行会社ではすでに8月末までのツアー催行中止を決めている。

直行便も8月はほぼ全便が運休となる見込みで、JAL(臨時便除く)、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空、エアアジアXはすでに運休または航空券の販売を取りやめている。8月末までの運航計画が未発表のANAとハワイアン航空も運休を継続するとみられる(追記:ANAも8月末まで運休)。

事前検査プログラムについては追加情報が発表された。当初の要件であったFDA認証のPCR検査は、NAAT(PCRはNAATの一種)に変更したことを事前に HTA(Hawaii Tourism Authority)が公表していたが、子どもを含むすべて年齢を検査対象とすることが明らかになった。

到着時に検査結果が出ていない場合には、結果が出るまでは隔離が義務付けられ、陰性結果が受信・確認された段階で隔離が解除される仕組みとなる。最初のプログラム発表時にハワイ州では、薬局チェーンのCVSファーマシーなどと提携してデータベースによる管理を検討していると明らかにしていた。

公式発表:OFFICE OF THE GOVERNOR — NEWS RELEASE — GOVERNOR IGE ANNOUNCES PRE-TRAVEL TESTING PROGRAM FOR HAWAII ARRIVALS DELAYED UNTIL SEPTEMBER 1

2020年7月14日

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