ハワイ州が4段階の再開・回復計画を発表、現在は2段階目の”Act With Care”

[最終更新日:2020年05月19日]

ハワイ州政府庁舎
ハワイ州政府庁舎

ハワイ州のデービッド・イゲ知事は5月18日(月)、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言における8回目の追加宣言を行った。

到着者を対象に実施している14日間の自己隔離義務を6月末まで延長するほか、経済や通常の生活再開に向けた4段階の計画を明らかにした。

ハワイ州では3月25日から不必要な外出を禁止する自宅待機命令「Stay At Home」を発出していたが、5月7日からは若干緩和した「Safer At Home」に変更していた。

現在はさらに行動制限を緩和した「Act With Care」(気をつけて行動)の段階にあり、ロードマップで示した4段階のうち2段階目に位置するとした。

段階影響指標期間
Healing Hawaii
Phase 1:Stabilization
STAY AT HOME (Major Disruption)3/26~5/6
SAFER AT HOME (Major Disruption)5/7~5/15
Kamaʻāina Eco nomy
Phase 2:Reopening
ACT WITH CARE (Minor Disruption)現在
Renew & Rebuild
Phase 3:Long-term Recover
RECOVERY (Minimal Disruption)
Stronger Hawaii
Phase 4:Resilience
NEW NORMAL (No Disruption)

すでに通過している第1段階の「Healing Hawaii Phase 1:Stabilization」は、感染拡大を阻止して安定化を図る期間。新規感染者数を抑制して、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインに従い感染リスクの低い一部ビジネスのみ営業を許可した。

現在位置する第2段階の「Kamaʻāina Economy Phase 2:Reopening」(※カマアイナはハワイ住民のこと)は、感染リスクを中程度と判断したビジネスへの再開拡大が認められる。ただし引き続き、10人を超えての集団行動を禁止。新規感染者の発生を抑えて、検査や病院の利用が改善された状態であり、濃厚接触者を追跡できる段階としている。今後はレストランなど飲食店での店内飲食についても制限を設けて許可される見込み。

次に進む第3段階の「Renew & Rebuild Phase 3:Long-term Recover」は、長期的な回復期に位置づける。集団行動は6フィート(約1.8m)の対人距離を保つことを条件に最大50人まで許容。この段階で初めてバーやクラブなどが営業再開可能となる。検査や病院については余裕がある状態を想定している。

最後の4段階目「Stronger Hawaii Phase 4:Resilience」は、治療法や免疫、ワクチンが認められた状態で、感染リスクが高いとされるビジネスを含むすべてのビジネスが制限なく営業可能となる。人数制限は設定されないが、感染した場合のリスクが高い人には注意しての行動が求められる。

いずれの段階でも業種ごとの再開時期は、各島を管轄する郡によって異なり、最終的には州知事の承認が必要になる。

ハワイ州では5月18日現在、ビーチや公園の一般開放再開、一部業種の小売店やショッピングモールの営業再開が許可されている。今後は飲食店の店内飲食やスパ、美容室、ネイルサロンといった業種にも営業が許可される見込み。

なおこの4段階のロードマップでは、旅行者の受け入れについての指標や補足内容は含まれていない。旅行者から再び感染拡大することが懸念されており、受け入れまでにはまだ長い期間を要する可能性がある。

公式発表:OFFICE OF THE GOVERNOR — NEWS RELEASE — GOVERNOR IGE OUTLINES RE-OPENING, RECOVERY PLAN – EXTENDS 14-DAY QUARANTINE FOR TRAVELERS TO HAWAII, INTER-ISLAND TRAVELERS

2020年5月19日

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