カウアイ島でリゾートバブル計画「EMQ」が前進、参加ホテルでは隔離緩和

[最終更新日:2020年09月15日]

カウアイ島のリゾートイメージ
カウアイ島のリゾートイメージ

ハワイ州のイゲ知事は9月14日、カウアイ島の「リゾートバブル」計画に関する緊急ルールを承認した。

リゾートバブル(Resort Bubbles)とは、リゾートやホテル施設内に限り到着後の隔離期間中でも外出を許可する構想。ハワイ州が実施している隔離措置を緩和するものとして検討されている。

ハワイ州の隔離措置ではホテルの客室や自宅からの外出は認められていないが、リゾートバブルに参加するホテルでは敷地内であれば客室からの外出や行動が可能になる。

Enhanced Movement Quarantine(EMQ)と定義するこの施策に参加するホテル等の宿泊施設は、Kaua‘i Emergency Management Agency (KEMA) に届け出を行い審査を受ける。

施設内では適切な感染症対策の実施が求められ、アメニティやサービス、アクティビティは CDC(米国疾病予防管理センター)等のガイドラインに準拠する必要がある。

行動を可能とする EMQ エリアは、宿泊棟やフロア、ダイニングエリア、アメニティ等を地図により明示。宿泊者は位置情報を検知するためのスマートウォッチ型ウェアラブル端末を装着する必要がある。許可されているエリア外に出たことが検知されれば、ホテルへの通知や警察への通報が行われる。

また滞在者に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出た場合を想定して、専用エリアを設けることも求められる。陽性判定後にもサービス継続、隔離場所の客室提供が行われる。

宿泊は隔離対象者を前提とするため、空港からホテルの移動には専用の送迎サービスが必要。ハワイ州の隔離措置ではレンタカーの利用は許可されていない。

EMQ はホテルや滞在者が必要な費用を負担することになるため、どれだけのホテルが参加できるかや実際の需要は不透明だが、旅行者受け入れ再開の段階的なステップとして注目される。

ハワイでは2020年3月26日から州外からの到着者に14日間の自己隔離義務を実施。ハワイ時間9月14日現在、9月末までの実施となっているが、州知事は10月以降も継続する意向を示している。

10月1日からは陰性証明による旅行の事前検査プログラムが開始予定となっているが、旅行者受け入れ再開にはさらに準備期間が必要との見方が強まっている。

公式ページ、公式資料:
Mayor’s Emergency Rule #16 (PDF)
COVID-19: Update, Sept. 14(動画)
News Releases from Department of Health | Hawai‘i COVID-19 Daily News Digest August 20, 2020

タグ: , , | 2020年9月15日

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