常夏の島と思われがちなハワイだが、11月から2月にかけては雨が多くなり雨季がやってくる。ハワイ全土で降水量が多くなる時期だが、今年はどうやら違ったようだ。
国立気象局 (National Weather Service)が発表した資料によると、2010年2月の降水量は過去10年間で最低を記録。カウアイ島リフェ空港では、2010年1月から2月にかけては例年の25%しか観測されなかったという。マウイ島カフルイ空港、オアフ島ホノルル空港でも同様の水準で、雨の多い街として有名なハワイ島ヒロ空港でも例年の12%ほど。
オアフ島のマウナルア、ワイピオ、マウイ島のハナ、ハワイ島のマウンテンビュー、カムエラなどでは2000年以降最も雨の少ない冬となった。またマウイ島のハイクでは1992年以降で最低となった。
旅行者にとっては晴れが続く天気が望ましいが、農業などへの影響が懸念される。
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