ANA、A380フライングホヌ3号機を受領延期、新LCC設立を計画

[最終更新日:2020年10月27日]

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ANAのA380模型
3号機のモデルプレーン

ANA(全日空)は10月27日、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う「グループの新しいビジネス・モデルへの変革」を発表する中で、大型機を中心とした機材数の削減を明らかにした。

機材退役については、当初計画していた7機に加えて、28機が早期に退役するとし、2020年度の退役は合計35機とする。追加退役には22機のボーイング777型機が含まれる。

ハワイ路線専用として導入するエアバスA380型機の3号機は、さらに延期となるものの受領する予定。他に延期するボーイング777型機1機と合わせて、24機の大型機削減につながるとしている。

A380型機「フライングホヌ」は、2019年5月24日(金)より「空(ANAブルー)」をイメージした1号機(JA381A)が成田=ホノルル線に就航。また「海(エメラルドグリーン)」 をイメージした2号機(JA382A)が、6月18日(木)に同路線で運航を開始した。

ハワイの「夕陽」をイメージしたサンセットオレンジの3号機(JA383A)は、4月に受領する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響等があり受領が延期となっていた。当初は2020年7月1日から成田=ホノルル線の全便を、A380「フライングホヌ」での運航に統一する計画だった。

今後の国際線運航再開については、各国の出入国規制や検疫体制、需要動向等を踏まえて、羽田空港を中心に運航を再開していくものの、成田空港でも段階的な運航再開を見込む。

またグループのエアライン・ビジネスについては、ANA(NH)とLCCのピーチ(MM)に加えて、2022年度を目処に第3ブランドとして新たなLCCを立ち上げ、東南アジア・豪州方面への就航を目指す。ANAのB787型機を活用する第3ブランドは、エアージャパン(NQ)を母体とすることで、速やかな事業立ち上げと、急激な需要動向の変化に対応していく。

グループ内では、ANAとピーチのマイレージ提携や貨物便での連携を図るほか、旅行ツアーなどを手掛けるANAセールスは会社分割の上、旅行事業は ANA X と統合することでデジタル化を進める。

ANAのハワイ路線では、10月からB787-9型機でホノルル線を再開しており、定期旅客便として月2往復を運航。10月は成田=ホノルル線、11月から翌1月にかけては羽田=ホノルル線を運航する予定。

プレスリリース:ANA グループの新しいビジネス・モデルへの変革について(PDF)

タグ: , | 2020年10月27日

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